人生において大切なのは、自分にとって本当に価値のあるものを見抜くことだ。誰のため、何のために金を使うのか？　同じ金額で最大の効果を生み出す、上手な「金の使い方」とは？“大人”としての「品格」を問われる一冊。

【担当編集者からのひと言】S（女性）

まずは、初めの「少額の金をケチれば目立つ」という項目を読んでみてください。タクシーに分乗するとき、タクシー代をケチろうとして、いつもタクシー代を進んで払ってくれる人と一緒に乗ろうとしたり、「乗り逃げ」しやすいように乗り込むドアに一番近い席に座ろうとしたりする人の話です。本人はさりげなく上手くやっているつもりでも、その「少しでも損しないようにしよう」とする思惑は皆にバレてしまっています。けれど、誰も表立っては口にしません。結果、本人が気づかないうちに「金に汚い」というレッテルを貼られてしまうわけです。

思わずドキッとしませんか？　お金の使い方には、知らず知らずのうちに、大人としての「品格」が表われているのです。人との絆を深めるお金の使い方とは？　後悔しない人生のための金銭感覚とは？　本書では、お金を豊かに使うための“頭”と“気”の使い方が紹介されています。
「品格」ある人生の達人となるために、今すぐ読んで欲しい一冊です。