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「もしも」日本史がこうだったら

「もしも」日本史がこうだったら
著者
鈴木 旭
書籍
2015年03月20日発売
ISBN
9784837983279
歴史に「if」(もしも)は、〝禁物〟だといわれます。
でも、アカデミックな歴史を学ぶわけではない一般の歴史ファンにとってみれば、「もし、信長が本能寺で死んでいなければ、その後の日本はどうなっていただろう?」と、想像を逞しくすることは、密かな(?)楽しみの一つともいえます。

ただ、その想像を〝妄想(ファンタジー)〟に終わらせないためには、「史実」というデータによって導き出された「可能性」を想像するという、確かな歴史知識に裏打ちされた手法でなければなりません。

本書は、そのような歴史の「もしも」を想定して、その後の展開を予想する「歴史シミュレーション」ですが、周辺の「史実」を織り交ぜながら、虚と実が錯綜するように展開するので、日本史を学習しながら想像の翼を広げることができます。

古代史から現代史まで、知的な「歴史パラレルワールド」が楽しめる一冊!

[もくじ]

◆simulation1
もしも、縄文人が太平洋を横断して、アメリカ大陸に上陸していたら?

◆simulation2
もしも、東国の「日高見国」が存在し、大和政権との戦いを繰り返していたら?

◆simulation3
もしも、志賀島出土の金印の「漢委奴国王」の読み方が、従来とは違っていたら?

◆simulation4
もしも、神話のヒーロー・ヤマトタケルノミコトが、実際に存在していたら?

◆simulation5
もしも、仏教受容をめぐる蘇我氏と物部氏の対立に、物部氏が勝利していたら?

◆simulation6
もしも、坂上田村麻呂が朝廷の裁定に従わず、アテルイを救出していたら?

◆simulation7
もしも、藤原道長が造寺・造仏に傾倒せず、荘園管理を徹底行使したら?

◆simulation8
もしも、平清盛が内乱を収拾して、福原に遷都していたら?

◆simulation9
もしも、源義経が平泉ではなく十三湊に逃れ、頼朝を討っていたら?

◆simulation10
もしも、蒙古襲来のとき「神風」など吹かず、地上戦を敢行していたら?

◆simulation11
もしも、後醍醐天皇が、理想とする天皇親政の政権を築いていたら?

◆simulation12
もしも、武田信玄が「上洛戦」の途上、病死していなかったら?

◆simulation13
もしも、織田信長が「本能寺の変」で死なず、生き延びていたら?

◆simulation14
もしも、関ケ原合戦で小早川秀秋が、東軍内応の約束を反故にしたら?

◆simulation15
もしも、田沼意次が失脚することなく、長期政権を保っていたら?

◆simulation16
もしも、吉田松陰が、「安政大獄」において刑死を免れていたら?

◆simulation17
もしも、坂本龍馬が、襲撃の怪我から息を吹き返していたら?

◆simulation18
もしも、開国間もない日本が、日清戦争で清国に敗れていたら?

◆simulation19
もしも、敗戦国の日本が、米英中ソの四ヵ国によって分割統治されていたら?

◆simulation20
もしも、朝鮮戦争において、北朝鮮=中国軍が勝利していたら?

[著者紹介]

鈴木 旭(すずき・あきら)
歴史家・歴史作家。昭和22年6月生まれ。山形県天童市出身。
縄文文化から説き起こす独特の日本文化論には定評があり、戦国時代を中心とする近世史についても「日本型絶対主義論」の研究者として知られている。
著書として『早わかり日本史』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『日本精神の源流 明治維新とは何だったのか?』(日本時事評論社)、『新版 面白いほどよくわかる世界史』(共著)『新版 面白いほどよくわかる日本史』(共著)『面白いほどよくわかる古代日本史』『面白いほどよくわかる戦国史』(以上いずれも日本文芸社)など多数ある。

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