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執権 北条義時

執権 北条義時
著者
近藤成一
書籍
2021年12月15日発売
ISBN
9784837987550
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◆鎌倉幕府第2代執権・北条義時が見舞われた数々の危機から、日本史の転換点、武家政治の成立過程を辿る!
源頼朝の死後、幕府内で台頭した北条氏。義時は、父・時政を追放し、姉・北条政子と協力して3代将軍を支える。
しかし、頼朝以来の重臣はそれを快く思わず、和田の乱が勃発。その後も、将軍実朝の暗殺、後鳥羽上皇による承久の乱など、次々に難局が襲いかかる。しかし義時は、この途方もない危機を乗り切る度、確実に強くなるのであった。

◆日本中世史の潮目はこの男が変えた…!
≫なぜ、父時政を追放したのか?
≫なぜ、姉北条政子に協力したのか?
≫なぜ、源氏は断絶したのか?
≫なぜ、将軍を目指さなかったのか?
≫なぜ、後鳥羽上皇に勝てたのか?
≫なぜ、北条氏は9代続いたのか?

北条義時はいかにして、13人の御家人の中で頭角を現し、血生臭い権力闘争を制して北条執権の世を築いたか…!?

[著者紹介]
近藤成一(こんどう・しげかず)
放送大学教授、東京大学名誉教授、博士(文学)
1955年東京都生まれ。1980年東京大学文学部卒、1982年同大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学史料編纂所助手、助教授を経て、2000年教授。2016年より現職。専攻は日本中世史。主な著書に『鎌倉時代政治構造の研究』(校倉書房、2016)、『鎌倉幕府と朝廷』(岩波新書、2016)など。